@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

心を鍛える方法は仏教に伝わっている。 「自分を変える気づきの瞑想法【増補改訂版】 アルボムッレ・スマナサーラ」

何がすごいって瞑想の初期段階は「自分が大事だということを認める」ってところ。これは目からうろこ。
確かに不幸体質な人って基本的に自分が嫌い。自分のことを愛せない。何か嫌なことがあるとすぐに自分を傷つけて、それを正当化するために他人を攻撃する、攻撃しといて凹んで・・・。というデフレスパイラルに陥る。まずは自分を愛する練習が必要。

私の幸せを願う 〜自分が大事だということを認める〜

 私は幸せでありますように
 私の悩み苦しみがなくなりますように
 私の願い事が叶えられますように
 私に悟りの光が現れますように
 私は幸せでありますように

  (3回繰り返し)

んで、この自分が大事というのの続きが他人が大事なんだぜ。わかるか、自分か他人どっちかじゃないんだ。人間の他人への愛情は自分への愛情から地続きなんだよ。自分のために他人を犠牲にしてはいけないけど、他人のために自分を犠牲にしてもいけないんだ。そんでそのまま生きとしいけるものすべてに続いてるんだと。お釈迦様ったら半端ねえよ。

http://www.counselingservice.jp/lecture/lec39.html

目次

  • 第1部 瞑想の力―心が育つと人生はうまくいく
    • 「心の力」を育てる方法
    • なぜ人生がうまくいかないのか
  • 第2部 苦しみの原因―なぜ、心は悩むのか?
    • 不幸ってなんですか?
    • 悪循環を断ち切る
  • 第3部 慈しみの瞑想―今からすぐに幸せになれるやさしさの瞑想法
    • とりあえず今の苦しみを和らげる
    • 主観には「我がまま」が入り込む
  • 第4部 智慧の瞑想―悩みなく生きるためのヴィパッサナー瞑想法
    • 明確に見ると悩みが消える
    • 「考えない」生き方が成功の鍵
  • 第5部 困ったときのQ&A―すぐに解決!瞑想の疑問
    • 慈しみの瞑想について
    • 思考・雑念について