成功談や失敗談のインタビューを期待して買ったのですが違いました。逆に作者がまとめて書いてある分形式が統一されてて読みやすいです。30代で悩むようなことが一通り書いてあるので悶々としているときに読むと、みんな悩むんだなと思ってちょっと心が落ち着きます。直接的に「こうすればよい」ってことは書いてないけど、「考え方」とか「注意したほうがいい落とし穴」とか参考になります。
目次
- 序 30代が人生の土台作りになる理由
- 30代とはどのような10年なのか
- 「主役」としてはじめて表舞台に立つ
- 理想と現実のギャップに苦しむ年代
- 一気に差が生まれる10年
- 転職と独立から見える「自分の実力」
- 否が応でも「素の力」が試されるシビアさ
- 人生を左右する「選択」の年代
- 付き合う人で未来は100%変わる!
- 1万人インタビューからわかった「第二の後悔年齢」
- 第1章 この10年で何より大切にしたいこと
- (1)「自分のテーマ」が見つからなかった
- (2)「リアル人生設計」を描けなかった
- (3)憧れの理想像を持てなかった
- (4)誰と付き合うのか真剣に考えるべきだった
- (5)「稼ぐ力」を身につけたかった
- (6)真面目だけではうまくいかなかった
- (8)失敗から真剣に学ぶべきだった
- (9)「良い習慣」を身につければよかった
- (10)偶然と上手に付き合うべきだった
- 第2章 プロフェッショナルとして絶対に必要なこと
- (12)人前で話せるスキルを身につければよかった
- (13)「雑談力」を身につけたかった
- (14)会社や上司の「本音」を慮るべきだった
- (15)「段取り」のスキルを身につければよかった
- (16)チャンスにすぐ対応すればよかった
- (17)組織の中で「自分」を貫けなかった
- (18)「正しい努力」ができなかった
- (19)仕事とプライベートは線引きしなければよかった
- (22)「年収をあげる努力」をしていなかった
- 第3章 人生を左右する決断について知っておくべきこと
- (23)転職すればよかった
- (25)結局、「好き」を仕事にできなかった
- (26)家を買えばよかった
- (28)結婚すればよかった
- (30)一人で生きることを選んでしまった
- 第4章 「仕事以外」で必ず考えておくべきこと
- (31)「二つ以上の世界」を持っておけばよかった
- (32)体を鍛えておけばよかった
- (33)「大人の遊び」を知っておけばよかった
- (35)気づいたらサラリーマンのレールの上を走っていた
- (36)もっと海外旅行に行けばよかった
- (38)もっと子育てに参加すればよかった
- (39)子供の「叱り方」を学べばよかった
- 第5章 「お金のこと」で知っておくべきこと
- (40)お金を貯めるクセをつけておくべきだった
- (41)税金についてもっと勉強しておくべきだった
- (42)「生き金」は使うべきだった
- (43)お金に対する「自分のルール」をしっかり持つべきだった
- (44)家の買い方をもっと工夫するべきだった
- 第6章 揺れ動く心を支えるためにやっておくこと
- (45)利他の心を持つべきだった
- (46)他人の意見を聞くべきだった
- (47)自分が年をとることをもっと真剣に意識するべきだった
- (48)無意識に好奇心が衰えてしまった
- (49)「打たれ強さ」を身につければよかった
- (50)世間体を意識し過ぎた
- あとがき