DvorakJ
Low-Level Keyboard Hookを使用してキー入力をカスタマイズするプログラムです。 導入が簡単そうなので、使ってみました。 いくつか不満がありました。
- 設定項目が多すぎて理解仕切れない
- Change Keyと併用すると、どちらの設定なのかますます理解がすすまない
MacとWindowsのIME - @ledsun blogに書いたように、MacとWindowsでIMEの操作を統一したいため、Caps Lockキーを設定しています。 このため、Change Keyも使っています。 両方使って設定が複雑になるなら、いっそのことと思い、Change KeyだけでDvorakキー配置に変更してみました。
Change Key
レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout
にキー入力のマッピングを設定して、キー入力をカスタマイズするプログラムです。
複数のマッピング設定を、1つのバイナリ値として設定します。
人力でレジストリの値を計算するのが面倒です。ここを便利にしてくれるプログラムです。
GUIでキーボードのどのキーにどの値を設定するかポチポチ選べるので、便利です。
多少不満がありまして
- USキーボードだとどのキーにどの値を設定すれば、直感的でない
- 設定を保存する機能があるが、保存されている場所がわからない
頑張って設定した結果が次になります。
Dvorakキー配置と上の設定値を見比べると、1段目と2段目の記号の配置に苦戦したのがわかると思います。
特に=
と\
の配置に苦戦しました。
Change Key上のJISキーボードの表記と配置と実際に使っているUSキーボードの表記と配置が違うので、どのキーに対してどの値を設定すればいいのか、わかり憎いです。
さらに面倒なことにレジストリを使ったキー入力のカスタマイズはOSを再起動しないと設定が反映されない点です。
実際のUSキーボードとJISキーボードの対応は、思ったよりややこしくて、次のようになっています。
[
->@
]
->[
=
->へ
\
->む
Scancode Map
Change Keyで設定したマッピング情報は次のような感じで、16進数の羅列としてレジストリに設定されます。 人間慣れてくればChange Keyなしでも、設定変更できそうではあります。 とはいえ、0埋めの数をミスったりしそうなので、GUIなりなんらかのツールでレジストリの値を自動計算したいですね。