@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

ダンピアのおいしい冒険

パイレーツ・オブ・カリビアンよりは30年くらい前の1680年代、大航海時代が終わった直後、スペインは国力を落としアメリカ大陸のスペイン領を守る軍事力を持ちませんでした。新興のイングランドはその隙をつき私掠船という、いまでいう民間軍事会社を使って、スペイン領を荒らしていました。いわゆるカリブの海賊です。 主人公のウィリアム・ダンピアはそのイングランド人の海賊の一人です。

ウィリアム・ダンピアが30代の頃の話を原作とした漫画です。 ウィリアム・ダンピアは海賊をしながら三度世界一周します。一周目の旅の物語です。 おいしい冒険と言う割に食べ物の話はあまり出てこなくて、旅の出会いと別れの切ない話が多めです。

キャラクターの絵もかわいいですが、風景も良いです。

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風景も良い

大体のキャラクターの服が白やトーン一色なのに、主要キャラが塗るのが面倒くさそうな服を着ているのも好きです。

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塗るのが面倒くさそうな服

参考