なろう系では、主人公が幸運に恵まれる理由を説明するのを省略していきなり本題に入るハイコンテクストな導入が多いです。 理由づけがどんなパターンになろうと、結局幸運に恵まれる導入は変わらないので、それはそれでアリだと思います。 アリだと思いますが、たまには理由が欲しいですよね。
この漫画では、主人公は没入型オンラインゲームのユーザーで、なぜか隠しクエストを見つけてしまう、という理由づけをしています。 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」と似ているかもしれません。 こちらの主人公も攻略に積極的ではありませんが、異世界を知ることには興味があります。 探検に重きを置きつつ、幸運によって物語の展開速度も落とさないと言ったギミックなのかもしれません。
