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続・エンジニアの採用面接対策 コメントへの回答

エンジニアの採用面接対策 - @ledsun blog

技術的なことについて自学自習できる人を見抜くコツが知りたい。簡単なテストをしてもあまり無意味な気もするし、めちゃくちゃ勉強はできるけど、仕事に全く活かせないorスピード感を掴めない人もいるし。

2018/02/02 07:56
b.hatena.ne.jp

技術的なことについて自学自習できる人を見抜くコツが知りたい。

面接中に確実に見抜く方法はないという前提で、 「現職で、仕事に関する調べものを、仕事以外の時間でしたかどうか」を聞くといいのではないかと思います。

本当に欲しいのは、現在の自社の業務の周辺知識ではなく、将来ぶつかる問題を(自力である程度)調べる能力かと思います。 (労働者に要求していいのかは法的に微妙ですが)「仕事に対して、要求された以上に興味をもって試したり調べたりして欲しい」のだと思います。

「現職では、業務内容に興味がないから調べたことがない」という人は怪しいです。 例えば「Deep Learningを勉強して試してみている」という人でも怪しいかもしれません。 現職と全く関係ないのであれば、自社に転職したあとも、自社の業務と関係ない流行っていることを自習するかもしれません。

これは、技術者としては、全く正しい姿勢です。 会社と一蓮托生するよりは、業務外は業務と関係ないことを勉強をした方が、技術者としての寿命は伸びそうです。 が、欲しがっている人材と一致しない可能性はあります。

簡単なテストをしてもあまり無意味な気もする

おっしゃる通り、自習能力をテストで判定するのは難しいと思います。 面接では、技術について好き嫌いと、その理由を質問するのが良いと思います。 例えば、

Rubyは好きですか?嫌いですか?それは、どういうところですか?」

Rubyの部分は別の言語でも、OSでも、アルゴリズムでも、フレームワークでもなんでも良いです。 応募者の職務経歴に載っていて、ある程度使っていそうな技術が良いです。 技術に対して、「意見」を持っているかどうかを確認します。

自分なりに「これはどう使うものか?」「自分の使いたいやり方にあっているか?」を考えながら、技術に接している証拠になります。 質問のコツは「良い・悪い」(客観的な評価)ではなく「好き・嫌い」(主観的な評価)を聞くことです。

主観評価を聞いていても、教科書的な回答をしてくる人には、ちょっと警戒します。 他人と違う意見をいうのが苦手な人がいます。 そういう人は、技術選択をする際に、自分たちの問題にフィットしているかより、世間の評判を優先する傾向があります。 技術理解度を確かめる質問だと、誤解されている場合もあります。即断はできません。

経験年数が2〜3年ぐらいで、比較可能な複数の技術を扱ったことがない人には、使えない質問かもしれません。

めちゃくちゃ勉強はできるけど、仕事に全く活かせないorスピード感を掴めない人もいるし。

「完璧主義でアウトプットを出すまで時間がかかる人を、採りたくない」状況を想定します。

面接の時点で「我々の扱っている分野は正解がわからず、トライアンドエラーで失敗を繰り返すことが多い。失敗した結果でも、同僚に見せなくちゃいけないし、恥ずかしい場面もあると思うけど、対応できる(耐えられる)か?」と、質問する(伝える)と良いと思います。

もっとストレートに表現するのであれば「どんどん失敗して、失敗を共有して欲しい。失敗を肥やしにして、周りの人を成功させて欲しい」と、伝えられると良いと思います。

当然、応募者には「それで失敗した自分は評価されるのか?」と疑問を持たれると思います。 胸を張って「評価します」と言いたいところですが、正直難しいです。