オリンピックの近代五種で馬を競技に使うのが良いだの悪いだの話題になって、「では種目をもう少し近代にすればいいのでは?近代の兵士のモデルと言えば?そうだ、ランボー知っているけど見たことないぞ」という、どうでも良い理由で見ました。
単純にランボーかっこいいんですよね。顔と言うより、姿勢というか姿形がかっこいいです。
今回初めて知って驚いたアメリカの制度としては州兵があります。 どうやら州兵というのはフルタイムの業務ではなくて、パートタイムでやるもののようです。 日本で言うと消防団のようなものでしょうか? 副業兵士なので、専業兵士のランボーにコテンパンにされるのですが、それでも全員M16持ってるんですよ。 パートタイム兵士にM16持たせてバカバカ撃たせるって、どんな危険な世界だよ・・・・。
物語の作りとしてもなかなか興味深いです。 基本的な追い詰められたランボーが最強兵の本性を現して無双するカタルシスです。ですがそれで終わっては暴れただけで人間を描いたことになりません。主人公に共感できなくてポカーンとしてしまいます。が、終盤でランボーがベトナム帰還兵が社会に受け入れられない不遇を嘆くと、いきなり人間に見えてきて物語として受け入れられるようになる点が面白いです。*1
シルベスター・スタローンは、いかついのに情けない顔が似合っていいですね。 遠藤憲一さんのような渋さがあります。
本題の「より近代五種の種目」は次の5つになりました。
- 山登り
- 飛び降り
- 洞窟脱出
- トラックレース
- 射撃
これ、コマンドーでやるとどうなっちゃうんでしょね・・・
*1:これギャップ萌えですね。むちゃくちゃ強い人がふと見せる弱さに親近感を抱くやつです。