ドキュメントにサンプルコードを書くことがありますが、しばしば壊れていることがあります。 読む方からすると、ちゃんとチェックして欲しいと思いますが、 書く方からすると、文章のどこにスクリプトがあるか探すのも大変だし、それをいちいち動かして確認するのも大変です。そんなジレンマを解決するいくつかのアプローチがあります。
RunDOC
https://github.com/rails/jsbundling-rails/issues/16#issuecomment-918446458 のコメント内である文章が紹介されています。 この文章で使われているのがRunDOCでした。
次のスクリプトを
Install by running::::>> $ gem install rails --no-document
実行して結果を展開してくれるようです。
Install by running:$ gem install rails --no-document Successfully installed rails-5.2.2 1 gem installed
Doctest
js-primerのDoctestを思い出しました。
こちらは
const a = 42; console.log(a); // => 42
のようなスクリプトから、次のようなテストコードを生成して実行します。
const assert = requite("assert"); const a = 42; assert.strictEqual(a, 42); // => 42
感想
似ていて微妙に違うアプローチが面白いです。