@ledsun blog

Hのキーがhellで、Sのキーがslaveだ、と彼は思った。そしてYのキーがyouだ。

シン・「*(アスタリスク)がワイルドカードとして使われるまで」

*(アスタリスク)がワイルドカードとして使われるまで - @ledsun blogを公開したところいくつか新情報をいただきました。

サマリ

  1. 1951年、スティーヴン・コール・クリーネが正規表現の閉包演算子として*を生み出す。
  2. 1965-1969年のどこか、Multicsに*をワイルドカードとして導入
  3. 1969~1971年あたり、デニス・リッチーUNIXのglobにワイルドカードを導入

ケン・トンプソンとデニス・リッチーMulticsプロジェクトに参加していたので、そこからワイルドカードUNIXに輸入したようです。

*(アスタリスク)がワイルドカードとして使われるようになったのはMuliticsプロジェクトのどこかのようです。

DEC TOPS-10ルートもあるかもしれません。情報お待ちしております。

寄せられた情報

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1969年のMulticsのマニュアルのP18で、ワイルドカードが説明されている

その他

Multics Glossary -S-

star convention

[BSG] Convention of representing the names of multiple entries in a directory with asterisks. Each asterisk matches either one component of the trailing characters of a component: foo.*.pl1 matches foo.a.pl1, but not foo.pl1. matches any number of components: foo. matches foo, foo.pl1, and foo.pl1.old. Although there are subroutines to do star matching and searching, it is the responsibility of commands to call them; star expansion is not done by the shell. See also equal convention.

Muliticsではワイルドカードのことのstar convetionとかstar nameと呼んでいるようです。