異世界転移物だけど、あんまり関係ないです。 「無職転生」みたいに、幼少期から努力を続けたモチベーションの理由づけくらいです。 あ、弓矢の改良も現世知識を生かしています。 柔らかめの絵ですが内容は「ゴブリンスレイヤー」くらいにハードです。
「軍事行動における男女の決定的な差は、持てる荷物の量」という、物語の展開上、扱いづらい制約を扱っている点がユニークです。むしろ物語を構築するキー要素になっています。ダンジョン攻略は、輜重隊を持たない単独攻略なので、それこそ輸送力の有無が攻略の鍵になるはずですよね。
見所は、漫画の間にある作者による武器蘊蓄文章です。 説明を読んだ上で、どう漫画の描写に生かされているのか読むのが面白いです。 とみ新蔵先生の「剣術抄」とか士郎正宗氏の漫画みたいで面白いです。
