Ubuntuをアップグレードしようとして22.04を見つけられなかった話 - @ledsun blog を試した時は22.04のLTSがでていませんでした。 8月にLTSがでています。 再度アップグレードに挑戦してみます。
現在のバージョンを確認します。
ledsun@MSI:/m/c/U/led_l►lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description: Ubuntu 20.04.5 LTS Release: 20.04 Codename: focal
sudo do-release-upgrade
を実行します。
気になったメッセージを確認します。
Third party sources disabled Some third party entries in your sources.list were disabled. You can re-enable them after the upgrade with the 'software-properties' tool or your package manager.
サードパーティーのsources.listが無効になるみたいです。 該当のパッケージが必要になったときに、追加し直せば良さそうです。
1 installed package is no longer supported by Canonical. You can
still get support from the community.
サポートされなくなるパッケージがあります。 なんというパッケージでしょうか? Detailを見てみます。
No longer supported: wslu
wsluって何でしょうか? 特にインストールした記憶がありません。
ASCII.jp:WSLにインストールされているファイルから原因となるパッケージを探す (1/2)
WSL(Windows Subsystem for Linux)のUbuntu系ディストリビューションにwsluパッケージが含まれるようになっているようだ。
WSL用のUbuntuにデフォルトで入っているみたいです。 今まで使った記憶は無いです。 何か必要な機能があるかもしれません。 一応、機能を確認してみます。
WSL用ユーティリティ「wslu」を使ってみる – ラボラジアン
wslview
概要
WSL側から、Windows側のブラウザでリンクを開くためのコマンドです。 ブラウザの起動処理は、「powershell.exe Start 」コマンドを実行しています。
このコマンドは便利そうです。 まあ、でも基本的に便利コマンドが入っているだけのようです。 ないから困るということはなさそうです。
How To Install wslu on Ubuntu 22.04 | Installati.one を見る限りではアップグレード後にインストールすることも出来そうです。 というわけで、アップグレードしてみましょう。
YESと答えました。
YESと答えました。
OKを押します。
Remove obsolete packages? 146 packages are going to be removed. 2 new packages are going to be installed. Fetching and installing the upgrade can take several hours. Once the download has finished, the process cannot be canceled.
今更やめられるのだろうか? YESと答えます。
System upgrade is complete. Action required Exit all other instances of Ubuntu WSL before continuing. Unsaved progress may otherwise be lost. To continue please press [ENTER]
PowerShellからwsl.exe --shutdown
を実行して、WSLを一度終了します。
WSLを起動し直します。
ledsun@MSI:/m/c/U/led_l►lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description: Ubuntu 22.04.1 LTS Release: 22.04 Codename: jammy
アップグレードできたっぽいです。 30分くらいでできました。