@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

一番の下手くそでいよう

情熱プログラマーにあるエピソードです。 僕はこの話はあまり好きではありません。 しかし、一理あるところもあるようです。

一つの会社の中で一番上手いプログラマーになると、どうも手癖が抜けなくなるようです。 手癖というのは、環境に最適化されているので、その環境では効率的です。 初めて見た人にはとっつきにくいです。

また、この手の手癖プログラマーはドキュメントをあまり書きません。書くんですけど、コンセプトの説明に背景情報が抜けてたり、イマイチもの足りないことがあります。 多くの場合、一番腕が立つプログラマーにはドキュメントよりコードを書かせた方がよいのはそうです。

手癖から抜け出るにはOSS活動が良さそうです。仕事で出会わないコンテキストでコードを書く経験が得られます。OSSではドキュメントでの説明は不可欠です。ドキュメントをわかりやすくするにはAPIデザインもわかりやすくする工夫が必要です。

なるほど、情熱プログラマーの言うように、会社の中で上位の強いプログラマーになったら、もっと腕を磨きたくなったら、OSS活動をするのが良さそうです。