@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

大人数のデイリーミーティング

今、チームのデイリーミーティングの参加者が14人です。 アジャイルソフトウェア開発の文脈の朝会としては人数が多めに感じます。 それもそのはず、4つの開発チームで合同でやっています。 このチームは発足当初は1開発チームでした。 売上の都合で、あれよあれよと分裂しました。 現在は4開発チームです。

開発チームが分かれたとき、デイリーミーティングをやめる選択もありました。 やめませんでした。 その理由は「咳さんのチームは10人越えててもデイリーミーティングが上手く回っている」と聞いていたからです。 実際、人数が多いので「ちょっと発言しにくいかな?」と感じるときもありますが、おおむね上手く回っているように感じます。

その後もずっと続けています。 なんで続けているのか上手く言語化出来ていませんでした。 リードについて - @m_seki の を見て、なぜなのか思い出しました。

メンバーの誰かがチームを変化させることがあります。いつもの 1 日 のちょっとした場面で、チームの安定を壊すような「言いにくいこと」を言うのです。 

たまに大きく変化するより、毎日ちょっとずつ変化してる方が安定します。 「人間が直立しているとき、動いていないつもりで揺れている」のに似ています。 開発チームがわかれていると、僕からはチームと開発チームの隙間にある何が見えません。 リーダー役の一部の代表者だけで「言いにくいこと」に、すばやく気がつくのは難しいです。 リーダーが「言いにくいこと」気がついてから変化させようと変化が大きくなります。 直立でなくて、ステップを踏みだします。

あらためて、僕のチーム運営のロールモデルは「咳さんのチーム」なのでした。