今回のテーマ
前回の
では、分配アルゴリズムの実装と結果を数値で表示しました。 今回は、アルゴリズムには変更を加えずに結果をレーダーチャートで表示します。
チャート
See the Pen statistical_mechanism_on_chart by shigeru.nakajima (@ledsun) on CodePen.
毎回のやり取りの結果をクリアせずに上書きしています。コインの偏りの時系列変化が見えるようになりました。
考察
頂点が尖る人(コインを多数獲得している)が時系列で変わっていることがわかります。 やり取り回数を増やせば、満遍なく全ての人が尖るのではないでしょうか?
現在の、やり取り回数は1000です。 1000回では、頂点が尖らない人がいます。 何回まで増やせば偏らないことが確認できるでしょうか?
今回はSVGを使って実装しています。 SVGでは、polygon数が2000個、頂点数が2500個ぐらいで、描画が明らかに遅くなります。 一度のやり取りの描画に1秒以上かかります。 試しに3000回やり取りしてみても、頂点が尖らない人がいます。 もっと回数を増やす必要があります。