@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

包丁人味平

料理バトル漫画の元祖みたい*1な漫画。

courrier.jp

こんな記事を読んで、次のようなことを考えました。

僕の世代的には料理バトル漫画と言えば「ミスター味っ子」です。 が、93年のテレビ番組を作ったひとが読んでたとしたら、6年前の味っ子じゃなくて、20年前の味平のはずなんですよね。

おなじビッグ錠先生の「一本包丁満太郎」は床屋で読んだことがあります。 味平は未読でした。 良い機会なので読み始めました。

料理の場面がテレビ中継され、審査員がいて、実況中継される。今の料理バトルのフォーマットが描かれています。 また、この頃はまだフォーマットは固まっていなかったようで、1巻ではバトルしないのです。 普通に料理の修業をはじめるエピソードから始まります。 3巻になってようやく料理バトルが始まります。 はじめるといっても前振りで、実際の料理を作り始めるのは4巻でした。

これだけ料理バトルの舞台設定を丁寧に説明しているので、やはり、現代の料理バトルフォーマットを確立したのは味平なのかもしれません。