自炊とは自分が食べるため。人に食べさせるご飯の話は扱わない。
レベル1 冷凍ごはん
- 炊飯器
- ジップロックコンテナ
惣菜を買って食べよう。牛丼よりは高くつくけど定食を食べるよりはちょっとだけ安くなる。
レベル1.5 パスタ
- 鍋
ゆでるだけなら誰でも出来る。ソースはレトルトを買っても一食200〜300円くらい。
ペペロンチーノを覚えておくと食べるものが無いときに重宝する。唐辛子は年単位で日持ちするし。
冷凍シーフードミックスやトマト水煮の缶詰があると、とりあえずぶち込んでペペロンチーノと同じ味付けにすればそれっぽくなるので便利。
ただ、イタリア人でもない限り毎食パスタとか、パスタ一品とか無理。
レシピはたくさんあるのに、使える場面に伸び代がない残念な子。
レベル2 味噌汁
- だしパック
- ミルクパン
味噌汁の包容力は異常、カレー以上。カブ、大根、ホウレンソウ、玉ねぎ、油揚げ、きのこ
そして栄養バランスも異常。具にもよるけどビタミン、ミネラルをほとんどカバーできる化け物料理。
ここで色んな食材の皮をむいたり切ったりの基本を覚えておくと、この先のレベルアップが捗る。
一人分のみそ汁は200〜300mlで作るのでミルクパンが最適。
レベル3 鍋
野菜をザクザク切って、魚の切り身や牡蠣を入れて茹でるだけなので簡単。
15〜20分くらいで調理完了するスピード料理。
材料が余る弱点あり。一週間鍋とか工夫が吉。
土鍋は冷めなくて便利だけど、普通の鍋で作ってもOK。
レベル4 野菜炒め
- フライパン
キャベツと豚肉とか、ピーマンと牛肉とか、野菜と肉を炒めればいい。
味付けは、塩コショウに、ごま油を入れれば中華風、オリーブオイルを入れればイタリアンと多少バリエーションが取れる。
と思いきや、基本が一緒なのですぐ飽きる。
チャーハンもおすすめらしいです*1。
レベル5 カレー
準備が面倒くさい。じゃがいも切ったり玉ねぎ刻んだりという部分。
作るのは適当に煮込んでルーを入れればいいので簡単。
冷蔵庫で保管すれば一週間くらいはいける。冷凍も可。
ミートソースも作って冷凍しとくと便利。
拘ろうと思えばいくらでも拘れる懐の深さ、男の料理の代表格。
S&Bカレー.com:カレーレシピ
レベル6 肉じゃが
カレーと同じくらい準備がめんどい。
和食の味付けはどれでも砂糖、醤油、みりんなので、これが作れると他の和食メニューも何とかなる。和食の登竜門。
基本の肉じゃが [基本の定番レシピ] All About
レベル7 好きな主菜
生姜焼き、回鍋肉、麻婆豆腐、かに玉、でもなんでもいい。ちょっと凝ったものにチャレンジ。
レシピを見て料理をすると、味付けや調理法の使えるパターンが累乗で増えてく。
レシピを見ずに作れるメニューがあると、お料理男子感がぐっとアップする。
クックパッドに載っているレシピはアレンジされてたり微妙に手抜きだったりする*2。
初めて作る料理はどこがアレンジか見極められないので、All Aboutやみんなのきょうの料理、キッコーマンのレシピがおすすめ。
レベル8 スチームケース
コンロが少ない独り暮らしでは大いなる味方。
主菜を作っている裏で電子レンジで副菜を作っておくと効率的。
切った野菜を入れてチンするだけで一品増える。食卓がぐっと華やかになるし、料理してる感も上がる。
時間設定が難しくて茹でた方がおいしい。そこは手間を考えて割り切る。
凝った料理は、複数回に分けて温めたり、途中で食材を混ぜたりと手間がかかるので結局面倒。
サブウェポンとして使うのがおすすめ。
レベル9 煮物
冷蔵で10日以上持つので副菜に最適*3。主菜が毎日一緒だと萎えるけど、副菜ならいける。
煮るのに30分かかる。平日に作ってその日に食べるのは微妙。その日のご飯作るのと一緒に下ごしらえし、食べてる間に煮ておくと次の日から楽ちん。
下準備が要らないので、高野豆腐は簡単。100gあたりのアルギニン含有量は4200mg*4。
かぼちゃ、サツマイモは剥くのが面倒なので、カット済みを買ってくると捗る。
全部、だし、砂糖、酒、みりん、醤油で煮るだけなので肉じゃがとパターンは一緒。
だしはだしパックでとるのが簡単。だしポットはさらにおすすめ。レンジで七分なので他の作業してても煮すぎが防げて楽ちん。
レベル10 食材の冷凍
食材を余らせないで済むので自炊のコスト効果が爆発的に上がる。
きのこは石突切ってばらせば冷凍できるので、超便利。
青菜は一束茹でて4食分作る。1つ食べて残り3つを小分けにして冷凍しておくと便利。
鶏胸肉はゆでで裂いたの冷凍しておくと、一人暮らし特有の「炭水化物はあるけどほかの食材が無い」て時にタンパク質不足に陥らない。素晴らしい。
地味に良いのが食パン。「何日か朝食抜いてたらカビてる」事態が防げる。冷凍のままトーストしてOK。
ねぎや玉ねぎのみじん切りはちょっとずつ使えて便利。みそ汁にシメジ4分の1パックとか、小分けパックですら余るわ!って使い方しても問題無い。
終わり
この辺まで来ると、
- 主菜と味噌汁を作る
- 冷凍したほうれん草とごはんをレンジで解凍
- 副菜は作り置きの煮物をレンジで温める
で、家に帰って15分で一汁三菜のご飯が作れるようになる。
さあ、みんなも自炊だ。男でここまでできると女子にはドン引きされるぞ!