僕と僕の所属する会社はRubyでの受託開発を生業にしています。 ここ数年は引き合いが多くて営業で困ったことがありません。 技術力を評価していただいている面もあると思いますが。 Rubyが魅力あふれるプログラミング言語で、お金を払ってでもRubyでアプリケーションを作りたい人が、世の中にたくさんいるので成り立っています。
Ruby言語の父、まつもとゆきひろさんいわく「Rubyを作っているのはコミュニティー」であるそうです。 つぎのようなコントリビュートを待っているそうです。
- ブログで記事を書こう
- バグレポートしよう
- https://bugs.ruby-lang.org/ で、機能をリクエストしよう
- 8割はリジェクトされます
- バグをなおしましょう
- githubでPRをうけつけています
- 新機能のPRは、https://bugs.ruby-lang.org/ で議論して追加する決定をしないと、取り込まれません
- ドキュメントの更新
- typoの修正はいきなりPRでも受け入れます
- Gemsを作りましょう
- 名前を工夫しましょう
- ユースケースを明確にしましょう
- トリアージが回っていません
- イシューがおおすぎて、大事なものを見落としています
- 開発者会議の議事録が上手く残せていません
- 日英以外の言語に翻訳してほしい
- カンファレンス、ミートアップ、勉強会の開催
- 開発者を雇って
そしたら RubyKaigi 2022 - ruby-jp にリストアップされているたくさんのブログが書かれました。 すばらしいコミュニティだなと思いました。