@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

バイホットドッグプレス 完全再録! 試みの地平線 2014年 10/17号 [雑誌] Hot-Dog PRESS Selection

1986年〜2002年の人生相談。 395回あるらしい。うち、6回が、分電子書籍化されています。 相談の回答は、色々なところで引用されています。

ですが、相談の最後についている「友として君に贈る言葉」という、まとめの一言は初めて見ました。 1回につき、一個ぐらい身も蓋もなくてウケるギャグ回答がツボにはまりました。

「異常に高い声で悩んでいます。」という体格のいい男子高校生からの「声でなめられて困る」という相談に

なにもいうことはない。おかまになりなさい。

体格のいい声の高い男性より、体格のいい声の高いおかまの方が怖い。 それはそう。しかも弱点を強みに変える妙手。正論です。 だけど、「そういう回答は期待してねえだろ!」と突っ込みたくなる、身も蓋もなさが良かったです。 *1

割とショックだったのは、この回答を書いているころの北方謙三先生は38歳。 僕も、いつの間にか若者に「ソープへ行け!」と言える年になっていたようです。 *2

参考

anond.hatelabo.jp

www.bookaholic.jp

*1:80年代の話だから成り立つので、2020年だったら、この回答はないですよね・・・

*2:年齢の問題ではない