@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

WSLgでRubyMineを動かす

背景

RubyMineの公式ではWSL | RubyMine

For better performance, we recommend using WSL as a remote interpreter and storing your project in the Windows file system instead of WSL.

より良いパフォーマンスを得るためには、WSLをリモートインタプリタとして使用し、プロジェクトをWSLではなくWindowsファイルシステムに格納することをお勧めします。

と書いてあります。WSLgをつかえばパフォーマンスを心配することなく、WSL側にソースコードをおけるのではないでしょうか? Windowsのホストにソースコードを置くと、gitもWindowsで動かさないといけないのが不便です。 Windows用のgitは改行を気にしたり癖が強いので、WSLで閉じて開発できたらそれはそれで便利そうに思います。

RubyMineのインストール

Install RubyMine | RubyMine

You can install RubyMine as a self-contained snap package.

snapコマンドを使ってインストール出来るそうです。

Installing snapd | Snapcraft documentation

snapコマンドはUbuntuでは18.04以降でプリインストールされています。 次のようにシュッとインストールできます。

ledsun@MSI:~►sudo snap install rubymine --classic                                                                                                                                      16:47
[sudo] password for ledsun:
rubymine 2022.1.2 from jetbrains✓ installed
ledsun@MSI:~►cd pubannotation/                                                                                                                                                 74.113s 16:49

起動

rubymineコマンドで起動出来ます。

WSLから起動したRubyMine

手元に都合良く RubyMineからWSL上のRubyを動かす - @ledsun blog で設定したWindowsのホスト上のRubyMineがあります。 見た目を比べてみます。

Windowsのホストから起動したRubyMine

タイトルバーの色が違うぐらいで、ほとんど一緒です。

課題

WSLから起動したRubyMineで:が入力出来ませんでした。 Windowsではshift + ;で入力しています。 +が入力されます。 おそらくUbuntuには、キーボードが日本語配列として認識されているのだと思います。

日本語配列では:;キーではなく、:キーとして独立しています。 Dvorak配列を使っているので、:キーが物理キーボードのどのキーに対応しているのかわかりません・・・。