@ledsun blog

無味の味は佳境に入らざればすなわち知れず

ひとりでしにたい

定年退職後の生活を考える漫画です。 情報源として参考になります。

架空のキャラクターが主人公ですが、ストーリーはあまりなくて、老後ネタを扱うエッセイ漫画のようです。 エッセイ漫画だと扱えるケースが、主人公と直接絡みがある話に限定され、少なくなりそうです。 キャラクターが架空なので、同僚が大体同じような問題を抱えていて、認知症だったり熟年離婚だったり色々なケースを扱っています。

キャラクター同士の誤解から生まれるコミュニケーションギャップを楽しむギャグ漫画スタイルではじまります。 ギャグ漫画では主人公の成長は描かれないことも多いのですが、 この主人公は知識を学び、扱う問題が変わっていきます。 「ドラゴン桜」的な話運びです。 同じ情報漫画でも、「クロサギ」や「正直不動産」のような主人公が最初から問題領域のエキスパートで、ヒロインが聞き役に配置されている漫画とは違うアプローチで興味深いです。